文書化が、会社の軸を明示するために必要ですねとコメントしました。この文書化はとても嫌われます。なぜか?みんな興味のない文書を読むのが苦痛だからだと思います。というか、私は苦痛です。
しかし、内部統制の文章は周知されて初めて意味があるもの。なので、できるだけ、必要最低限をわかりやすい言葉で書くのが理想です。残念ながら、現実はわかりやすい言葉、つまり日常の言葉に近づくほど、その意味がいろんな文脈で読めてしまうので、誤解されるとまずいところは、専門用語で意味を絞らざる得ないです。
文書が定まってくると、一つ大事なことがあります。特に人事規定や評価システムで、ルールを逸脱した場合のペナルティを明示してく必要があります。ここを明示して、ちゃんとペナルティを準備していないと、いざって時に結構困ります。
このルールと罰則の組み合わせは、シンプルなところから始めるのが良いと思っております。というのは、残念ながら不正はなくならず、ルールを詳細に決めれば決めるほど、矛盾が出てくるからです。あと、この矛盾を解消して制度設定するのは、めんどくさいです。
最後になりますが、この業務会社の誰のためにやっているのでしょうか?みんなが参加しないといけないのはわかるが、そもそもなんでこんなことするんでしょうか。出典は覚えてないのですが、昔の内部監査の起源について読んだ話がしっくりきています。
もともと、商店のオーナーが、遠隔地の支店の番頭さんがちゃんと業務をしているか確認したい。しかし、遠隔地のため、頻繁にチェックには行けない。そのため、自分の代わりとなる人を派遣して、ちゃんとやっているかチェックさせる。これが内部監査の始まりだったと記憶しています。
つまり、オーナーのために実施する。現在の資本市場で上場企業を考えると株主のために実施することになります。制度と時間の制約がある株主に代わって、会社が健全に運営されているかをチェックする。それが、内部監査、内部統制監査の目的になるのだと思います。
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