さて、何が悩ましいのか?一つ簡単な例を使って考えたいと思います。
ある会社に2つの事業部があります。1つは、Aという製品を取り扱うA事業部、もう一つはBという製品を取り扱うB事業部があるとします。この時、売上、利益率は同じなのですが、A事業部は営業員が20人、B事業部は10人で運営されております。
もちろん会社には彼らの給料や経費を処理するために人事部や経理部も存在します。では、この人事部や経理部のコストをA事業部とB事業部にどのようにコストを配分するか?
なんとなくですが、Bの事業部のほうが少人数でA事業部同じような売上と利益を上げているので業績が良いような気がします。配分する際にはこれを沿った配分できる方がいいのではないか。この想定の下計算を進めてみましょう。
計算するには、基準が必要になります。今考えられるのは、売上高、もしくは、経理人事がそれぞれの事業部にかけた手間(例えば、勤務時間のうちA事業部とB事業部にどのくらいの時間をかけたか)になります。
前者を基準にしたら、今売上高は同じなので、同じ金額(1:1)だけ配分されます。後者を基準にしたら、営業員の数が多いほど手間が一般的にはかかるので、2:1の割合でA事業部とB事業部に配分します。
比較すると、後者の方法がどうもB事業部のほうが費用負担が小さくなる。つまり、B事業部のほうが効率よく利益を獲得している。
ここで気をつけなければいけないのは、直観と大きく異なる配分をすると経営判断を誤ってしまうかもしれないという点です。直観が必ず正しいわけではないですが、明らかに直観とこなる配分をするときは、なぜ異なるのかそれを考えることがとても大事だと思っております。
しかし、ポジショントークや直観は人により異なるので、関係する人はそれぞれ自分の都合で話を始めます。その調整が、まぁめんどくさいというのがこの問題には付きまといます。
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