前回、がっかりしたとコメントした個所を今回は少し掘り下げたいと思います。3 way matchはちゃんと理論通り動けば、それはとてもクリアに、モノとカネの動きをシステム上表現してくれます。
残念ながら、現実はそうはいきません。特別値引きだの、急な為替の変動に応じて特別値上げだの単価が動くこともありますし、出荷時の確認漏れで数量があっていないだの、製品によっては原材料の制約で発注数量以下しか制作できず検品時にそれがしれっと判明するだの頭の痛い話は絶えません。
標準原価計算では、こういった差異(Variance)を単価差異、数量差異として把握して、原価管理を行います。もちろん、SAPでもこういった差異管理はできるようになっているのですが、本来把握したい差異を捕まえるためには、上述したような際のうち、POを修正して差異を把握すべきでないものと差異として認識すべきものがあり、それらを定義する必要があります。
POを修正するとなると、手で3 way matchをやり直すことになるので、現場ではもう全部差異にしてしまえばよいのではという気がしたのですが、やはり世の中気にする人がいるので、えいやっとやるのはなかなか難しかったです。
続
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